酒造りへの思い
喜多酒造の思い
たおやかな酒を醸す
私どもが目指す酒質は「たおやか」であること。
麹による深い味わいが滑らかに、そして柔らかに広がること。
口にすると、心が優しくなるような、そんな「たおやか」な酒を目指しています。
味わい深い麹で醸す
味わいの中心となるのは、「味わい深い麹」。
昼夜を問わない緻密な温度管理、米の吸水管理、そして、何よりも杜氏・蔵人の五感を信じ、熟練した蔵人の手でしか醸せない「味わい深いの麹」によって成り立っています。単なる甘みだけではない、舌の上を滑らかに滑り、奥行きのある味わいを生み出すことのできる、そのような麹が喜楽長の味わいを造ります。
酒造りの心で醸す
私共にとって、酒を造ることは、子を育てることと同義であります。
しかしながら、私どもにとって酒とは、愛おしい我が子でありながら、同時に、畏怖の念を感じる、いわば神が宿るものとして考えています。
人智を超えた何者かが造るものであると。
私どもは「酒」をそのような相反する存在として考える、それが喜楽長の酒造りの「心」であります。
社長挨拶
代表取締役社長
八代目蔵元 喜多 良道
平素は、喜楽長をご愛顧いただき、誠に有難うございます。
今日まで、二〇〇年もの間、酒造りを続けられたことは、ひとえに皆様方のご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
喜楽長の酒造りの心を受け継いでいくこと、それが私の使命であります。
如何に時代が変わろうとも、私どもの酒造りの心は変わることはありません。
日々、酒にたずさわれることに感謝し、より良き喜楽長を求め、今後も精進努力してまいりたいと存じます。
変わらぬご支援を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。