樽囲い 六方の会
六方とは

「六方」とは、東西南北及び天地の空間すべてを表現する言葉。
「純米吟醸 六方」は、蔵元と、卸、酒販店が共同して、日本酒の需要を創造するための商品です。
私たちは、「米を作る人」「酒を造る人」「酒を流通する人」「酒を説明し販売する人」「飲食業として酒をサービスする人」そして、「飲酒する人」の「六者」が、関わり、日本酒を作り上げていくことを理想として掲げています。

それぞれに関わる人たちの「思い」を伝えるためのお酒。
そして、すべての人たちにとって、この「清酒 六方」に対して、「幸せ」を感じられるお酒。

私たちの想いが「六方」を通じて届きますように。

六方の商品
六方 純米吟醸
この吟吹雪55%は「六方」の基本となる位置づけ。火入れ加水して熟成させる事により、フルーティな中にも「飲みやすさ」「まろやかさ」「飲み疲れしにくい」等の「安心感」を大切にしています。
立香はバランスの良い華やかさ。白桃やオレンジ、パイナップルを思わせるナチュラル・フルーツの香り。また熟したマスカットグレープのような香りがそれに絡みます。含み香は立香のイメージを引き継ぎ、さらに柔らかくしたような優しい香り。瑞々しいピーチ、イチゴなどのフルーツ香が心地良いです。
口当たりはピュアな優しさを感じます。適度な膨らみがあり、時間の経過によってまろやかになったアタックは秀逸です。さらにある種の「軽さ」があり、飲み疲れしにくいものとなっています。
味わいは「六方」らしい、角のとれた優しい旨味とふっくらとした上質な甘味を感じます。五味のバランスが素晴らしく、大きな欠点が見当たらない、高い完成度はさすがだと思います。
後口は上品な酸味が全体をスパッと切ってくれます。良いキレを持っています。そして酒が切れたあとは甘酸っぱい風味が大変心地よく、思わず盃を重ねてしまうアフターとなっております。
適度な華やかさを感じさせつつも、飲み疲れしない酒にするにはトータル的なバランスを高めていく。。。この酒はそんな事に注力して完成させました。飲み頃温度は18℃。あまり冷やしすぎずに芳醇で柔らかな味わいをお楽しみ下さい。
(通年発売)
六方しぼりたて生原酒
立香はとっても華やか。メロンや白桃、パイナップル、梨を思わせる愛らしいフルーツの香りがします。明利酵母らしい華やかさです。くどくなく、軽やかでスマートな華やかさが素晴らしいです。含み香も同様、白桃やパインのような果実香。しぼりたて新酒らしいフレッシュでピチピチした吟香が楽しめます。
口当たりはふっくらとした膨らみを感じさせながらも軽快に舌を滑っていきます。生酒らしい引っ掛かりの無い滑らかさがポイント。
味わいはまず最初に生原酒らしい力強く芳醇な旨味が口中一杯に広がります。そして全体の土台をつくっている優しい甘味がその後を追うように顔をのぞかせます。まるでしぼりたて生原酒の教科書を読んでいるかのような風味で、安心感すらおぼえる味わいです。
後口は味のあるフレッシュな酸味がスパッと酒を切ってくれます。そして甘くフルーティな余韻が長く続きます。 後口はスッキリしているので、ベタッとした感じはありません。
香りの華やかさ、飲み口の滑らかさ、味わいの力強さ、後口の甘美さ、そのどれもが備わった素晴らしい風味に仕上がりました。さらに、ぬる燗にしてもマイルドな味わいが楽しめます。
(1月発売予定)
六方 別誂え しぼりたて生原酒
この酒は、槽口からチョロチョロと流れ出る「六方」を飲んでみたいというお客様の要望に応えるべく「おりがらみ生原酒」をそのまま瓶に詰めました。蔵見学の時に飲む「あのフレッシュな風味」が楽しめる一本。一回のみの限定瓶詰めです。
立香はフレッシュ&フルーティ。メロン、洋ナシやグレープ、カリンのようなピュアな果実の香り、また、アカシアや白い花を思わせフローラルで甘い香りも印象的です。そして白玉団子や杏仁豆腐のようなミルキーなイメージも連想できます。
それぞれの香りがスマートで、バランス良くまとまっており、含み香もメロンや洋ナシ、麹の甘い香りがし、自然な香りの出し方はほんとに素晴らしいの一言です。
口当たりは優しくてスムース。槽口からチョロチョロ流れ出た1番酒らしいイキイキした舌触りが楽しめます。後半は適度な広がりをみせながらもサラリと口中に流れていきます。
味わいは、フレッシュでイキイキした米の旨味、愛らしくてチャーミングな甘味を感じます。11月末の上槽ですので、12月の段階では若々しいフレッシュ感を楽しむ酒として、1月以降になると旨味が徐々に乗り始め、芳醇な味わいが楽しめる酒になります。この「変化」は日本酒ならではの楽しみだと言えるでしょう。
後口はサッパリしたキレの良さがあります。更に滓のザラットした感触がほんの少し舌に残り、その後に甘い余韻が残ります。優しくて柔らかい膨らみは六方ならでは!
(12月発売予定)
六方 打ち水
この六方ブルーラベルは「口当たりの軽快さと余韻の爽やかさ」をテーマとし、生貯蔵酒としました。
立香は派手さはないものの、しっかりと主張するタイプ。フレッシュなフルーツを思わせるみずみずしい香り。白桃、青リンゴ、ライチ、レモンのような清涼感溢れる果実香が印象的です。また、パインやイチゴのキャンディーを連想させるキュートな甘い香りもします。
含み香は華やかな立香を少しマイルドにしたような優しいトーン。ふっくらとしたフルーツの香りが心地良く口中に広がります。
口当たりはサッパリ軽やか。しつこさの無い柔らかい口当たりが好印象。適度に味を感じさせながらもスムースに舌を滑っていきます。ビールを飲んだ次の1杯でも口中に清涼感が持続します。
味わいはマイルドな旨味と優しい甘味がフワッと口中に広がります。料理を殺すことなく、そして料理に負けることも無いバランスの良さは絶妙。小味の効いた夏にピッタリの味わいです。
後口は湯上り肌のようなサッパリとした後口。程良い甘酸っぱさを出しながら、霞のように切れていく絶妙なフィニッシュです。
全体的には疲れた体を癒してくれる優しさ、飲みやすさが特徴。本年は昨年より味わいをキリッとさせてキレの良さを狙いました。湯葉豆腐やそら豆の塩茹でを肴にお楽しみ下さい。
(5月発売予定)
六方 ひやおろし
立香は嫌味のない華やかさ。透明感のあるフルーティーな印象。デリシャスリンゴの香りを中心に、花梨等の心地よいフルーツの香りが楽しめます。さらに、パインやイチゴのキャンディーを連想させるキュートな甘い香りも弱冠します。
含み香は立香を優しくしたような柔らかい香り。瑞々しいピーチ、リンゴ、オレンジなどのフルーツ香が心地良いです。
口当たりは柔らかくてまろやか。熟成された原酒らしく、ふっくらとした膨らみを感じさせながら舌を滑っていきます。
味わいはこの酒の真骨頂。優しい旨味と上品な甘味、さらには原酒ならではの力強さもバランス良く調和しています。とにかく優しくて柔らかな旨味!そして飲み応え!この酒はこれに尽きます。
後口はサラリとしたキレがあります。芳醇な旨味を堪能した後、それを忘れさせるかのように練れた酸味が酒を切ってくれます。この優しい酸味のお陰で、熟成したマイルドな旨味があるにもかかわらず、リズミカルな軽快感を感じさせてくれる酒に仕上がっております。程よく冷やして芳醇で柔らかな味わいをお楽しみ下さい。
(9月発売予定)
六方の会 会員酒販店
会員酒販店にて、ご用命下さいませ。
会員酒販店名 住所 電話番号
小川酒店 大津市浜大津 2-1-31 077-524-2203
唐木酒店 大津市雄琴6丁目9-39 077-578-1433
十四代 金澤 草津市追分8丁目16-14 077-562-0038
マルフク 甲賀市甲南町深川2200 0748-86-2116
島田酒店 蒲生郡竜王町山之上4582-1 0748-57-0072
リカーズ・サンク 蒲生郡日野町内池486-5 0748-52-0221
酒のさかえや 近江八幡市為心町上 5 0748-33-3311
志賀熊商店 東近江市札ノ辻1丁目5-7 0748-23-3028
こいずみ 東近江市青葉町 3-6 0748-23-2666
ウエルネス サワ 彦根市竹ヶ鼻町43ー2 ビバシティー 0749-27-6137
(有)出口酒店 彦根市河原3-4-37 0749-22-0050
ワインセラ―銀座 ヤマガタヤ 彦根市銀座町6-7 0749-22-1308
さざなみ酒店 長浜市元浜町12-27 0749-62-3373
小松藤 京都市右京区嵯峨釈迦堂大門町34 075-871-0138
(株)津乃嘉商店 京都市伏見区深草直違橋南1丁目487 075-641-1339
ライス&リカー スギモト 奈良市大宮町3丁目3-3 0742-33-2731